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大蔵流の狂言師善竹富太郎(40)氏が、4月30日に新型コロナウイルス感染にともなう敗血症によって渋谷区の病院で死去しました。喪主は父親の善竹十郎氏。

曾祖父・彌五郎氏は人間国宝になった狂言師です。富太郎氏は、狂言師の一家に生まれ、3歳から稽古をはじめ、5歳の時には「靱猿」(うつぼざる)で初演を飾りました。その後、学習院大学を卒業し、能楽堂で狂言を演じるだけでなく、多くの学校公演を行っていました。また、狂言ワークショップを開催し狂言を広める活動を行うかたわら、昭和音楽大学などで講師を務めていました。
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敗血症とは

敗血症」とは、感染症に対して身体が対応しようとすることで起こる生体反応のひとつです。臓器や身体組織に障害をひきおこします。敗血症は、体内に細菌やウイルスが増殖した際に、臓器などが反応することで発生します。多くの場合、肺炎や腎臓疾患、皮膚や腸管(e.g.ブドウ球菌や大腸菌)に関する感染症と関係することが多いとされています。

一般的に、敗血症は、集中治療室(ICU)などで全身管理・治療を行う必要があります。というのも、全身の状況を把握し、血圧の低下と、それにともなう臓器障害を防ぐ必要があるため、つねにモニタリングできる環境が必要となるためです。合わせて、大量の酸素投与と輸血が必要となります。
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