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ナノキャリア×Orient Europharma

ナノキャリア株式会社が、アジア地域を対象とした NC-6004 のライセンスアウト先である Orient Europharma (台湾、OEP)と、各々が実施しておりました NC-6004 の頭頸部がんに対する臨床開発(OEP:台湾、ナノキャリア:欧⽶)を統合し、国際共同治験として推進することで合意しました。これにより、ナノキャリアは OEP 社と、NC-6004の欧⽶を含む地域の追加ライセンスおよび共同開発の基本契約を締結することが発表された。



この試験は、NC-6004 と免疫チェックポイント阻害剤※との併⽤で Phase I/II 試験を実施されます。近年の世界的な抗がん剤の研究開発状況を分析し、免疫チェックポイント阻害剤とシスプラチンの併⽤による有⽤性が多く報告され、開発の成功確度やスピード、市場性等で有効と判断した。

参考:免疫チェックポイント阻害剤

⽣体の⾃然な免疫機構は、体外からの異物のみならず、体内に発⽣する異物であるがん細胞に対しても働きます。しかしながら、がん細胞はこの免疫機構から逃れるシステム(免疫チェックポイント機構)を有しています。

この免疫チェックポイント機構を阻害することで、T 細胞による免疫応答によって抗がん作⽤が発揮されます。このような作⽤を⽰す薬剤を免疫チェックポイント阻害剤と呼び、国内ではニボルマブ(商品名:オプジーボ)、ペンブロリズマブ(商品名:キイトルーダ)、アテゾリズマブ(商品名:テセントリク)、アベルマブ(商品名:バベンチオ)の4剤が承認されています。
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