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CYBERDYNE 株式会社と、不整脈治療向けの医療ソフトウェアを開発する CyberHeart Inc.が、今後の事業協力に関する覚書を締結し、資本提携(CYBERDYNE 社から CyberHeart 社への資本出資)をしたことを発表しました。

CYBERDYNE社では、脳卒中患者に対して HAL を用いたサイバニクス治療の適応を追究する一方で、脳卒中や心筋塞等の循環器系疾患の予防・診断に取り組んでおり、その疾患の主たる原因である動脈硬化度・心機能(不整脈)等を日常的に計測することのできるバイタルセンサーの研究開発・製品開発を強化しています。

脳卒中や心筋塞等の予防の実現には、CYBERDYNE社のバイタルセンサーなどで早期発見した不整脈の治療をするための、簡便で非侵襲的な医療技術が必要と考えています。

CyberHeart社は、非侵襲性の不整脈治療を可能とする医療ソフトウェアと治療手法開発におけるパイオニアであり、CYBERDYNE社とCyberHeart 社の革新的技術と協力的関係が、戦略的な目標達成に繋がることから今回の提携が実現しました。
CyberHeart 社 はカルフォルニア州マウンテンビューにあるFogarty Institute for Innovation(以下、FII)を拠点として、循環器系疾患に対する定位放射線治療の開発をおこなっており、既に臨床段階にあります。

定位放射線治療は、その精度の高さから身体における様々な腫瘍の治療のために使われるようになりましたが、CyberHeart 社が開発する The CyberHeartSystem™の技術やソフトウェアにより、この非侵襲的治療が不整脈の治療にも使えるようになります。

CyberHeart 社は Dr. Thomas Fogarty(Dr.フォガティ)と Roderick Young氏によって設立された企業で、Dr. Fogarty はFIIの創設者としてだけでなく、世界的に著名な心臓血管外科医、発明家、そして事業家としても知られています。Dr. Fogartyの発明は、手術の手法にも強い影響を与えており、例えば「フォガティカテーテル(バルーン塞栓除去カテーテ)」は業界のスタンダードとなっています。
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