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6つの研究機関が連携!

 エーザイ株式会社の研究子会社であるカン研究所と 国立大学法人大阪大学、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、株式会社ジーンデザイン、東京女子医科大学、国立大学法人新潟大学、国立がん研究センター東病院といった6つの共同研究機関との間で、研究プロジェクト「新規の核酸合成とデリバリー技術を用いた核酸創薬研究」という産学官共同研究開発契約を締結したことを発表しました。

この研究プロジェクトは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択されています。今回の共同研究は、核酸医薬品を作り出すことを目標としています。  

 核酸医薬品は、遺伝情報をつかさどるデオキシリボ核酸(DNA)やリボ核酸(RNA)、あるいは化学修飾された核酸を基本骨格とした、低分子医薬品と同様に化学合成で製造する医薬品とされています。

従来の医薬品では標的とすることが難しかった細胞内分子(遺伝子)に対して高い特異性をもって直接作用することが可能で、多くの疾患領域での創薬が期待されている一方、毒性回避技術や核酸の標的細胞に対するデリバリー技術の確立が必要とされています。
 この研究プロジェクトでは、エーザイを中心に開発した革新的核酸デリバリー技術に、大阪大学が開発した人工核酸合成技術、医薬基盤・健康・栄養研究所のスクリーニング技術、株式会社ジーンデザインの保有する核酸製造技術を結集し、独自の核酸医薬創出プラットフォームの構築と、そのプラットフォームを用いた安全性と有効性に優れた難治性のがんなどに対する核酸医薬品候補の創出をめざします。

エーザイとカン研究所および東京女子医科大学、新潟大学と国立がん研究センター東病院が協働して非臨床試験ならびに臨床試験を実施します。

 エーザイが参画する産学官連携の主な取り組みとして、慶應義塾大学と共同で設立した産医連携拠点「エーザイ・慶應義塾大学 認知症イノベーションラボ(EKID)」において、認知症の次世代治療薬・予防薬の開発につながる新規創薬標的候補の同定と検証をめざすプロジェクトが、同じくAMEDによるCiCLE事業に採択されています。

また、エーザイの消化器事業子会社であるEAファーマ株式会社を代表とするクローン病を対象とした日本発バイオ医薬品と新規薬効予測マーカー開発の取り組みについても、CiCLE事業に採択されています。

さらに、筑波大学とEAファーマ株式会社による低分子化合物とバイオマーカーを用いた炎症性腸疾患の治療に対する取り組みが、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の助成による産学共同実用化開発事業(NexTEP)に採択されています。
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