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起業家や社内ベンチャーのスタートアップを支援する(株)インディージャパンは、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(以下LINK-J)の協賛のもと、起業家向けのアクセラレータープログラム「ZENTECH DOJO NIHONBASHI」を実施している。

同プログラム第2回目となる2017年第一期(1月~3月期)の支援対象者を、2016年12月6日(火)まで募集するというアナウンスがあった。

アクセラレータープログラムとは?

起業家のスタートアップをアクセラレート=加速するプログラム。プログラム主催者がメンターとして出資・対話によるサポートなどを提供し、事業を成長加速させることを目的とする。似たシステムに「インキュベーター」があるが、こちらは原義が卵をかえす孵卵器であるように、革新的なビジネスのアイデアが生み出されるのをサポートするもの。

なかでも、この「ZENTECH DOJO NIHONBASHI」は、資金面以上に知識・経験・人脈などのソフト面の支援を重視。ビジネスモデルが形成される前段階から、起業の第一歩を起業家と一緒に検討する支援プログラムだそう。

起業家が持つビジョンと新たなアイデアや技術をもとに、最も価値を生み出すビジネスモデルを短期間で集中的に検討・具体化。早い段階から自己資金による「エンジェル型」の投資を行い、その後、より大きな資金提供が可能なベンチャーキャピタルなど適切な支援機関に引き継いでいくという。

【エンジェル】
立ち上げ間もない起業に対し、資金を供給する裕福な個人。エンジェル(天使)はどこからともなく現れ、助けてくれる存在ということから、もともと米国でミュージカルを制作する際に資金供給する富裕な個人を指す言葉として使われていたが、1978年、ニューハンプシャー大学教授で同大学ベンチャーリサーチセンター創設者のウィリアム・ウェッテルが、現在の意味を持つ用語として使い始めた。自らが所有する資金を投資するという点で、他社が出資した資金を投資するベンチャーキャピタルとは異なる。
〈アクセラレータープログラム「ZENTECH DOJO...

〈アクセラレータープログラム「ZENTECH DOJO NIHONBASHI」の支援〉

新たなアイデアや技術をもとに3ヶ月間で集中的にビジネスモデルを構築する

「ZENTECH DOJO NIHONBASHI」第1回の成果は?

2016年7月から9月にかけて実施した第1回目のプログラムでは、iPS細胞の関連技術を用いてマラリアなど新興国の感染症に対する新薬開発を目指すMiCAN Technologies株式会社を創出。

プログラム期間の3ヶ月で、感染症の新薬開発という大きなビジョンを実現するための段階的なマイルストーンを具体的に検討し、起業家が持つ技術をもとに、実際の研究者へのヒアリングを通じて実現性の高い新薬開発に向けた事業戦略を描き、海外の団体との提携交渉に入るまでに至っている。

プログラム主催者のインディージャパンは今回の募集においても、たとえ具体的な事業計画がない段階であっても、自らの新たなアイデアや技術で解決したい課題を持つ起業家であれば、積極的に支援していくとしている。

<プログラム概要・募集要項>(リリース)

◆ 主催: 株式会社インディージャパン

◆ 協賛: 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)

◆ 対象者: 医薬・健康など広範囲なライフサイエンス産業で起業を目指す方、あるいは起業した方(年齢や所属は不問)
  ステージ: 「プリシード」〜「シード」 (「シリーズA」以前)


◆ 選考基準: 
・自らが中心となって解決したい課題があること
・その課題の意義が大きく、医療・生活・教育(広義のライフサイエンス)に関わること
・本プログラムによってアイデアの価値が著しく大きくなる見込みがあること

※最大4社(初期の企業を対象としたハンズオンのため、上限を設定しています)

◆ 選考プロセス: 
・簡単な書類審査、面談(アイデアと思いの共有)
・担当メンター候補とのマッチングインタビュー
・メンター委員会による決定

◆ 選考スケジュール: 12月6日(火)募集締切、12月16日(金)選考決定

◆ 申込み・問合せ: http://www.indee-jp.com/zentech/


◆ 主な支援内容: 
・起業家にマッチした起業経験のあるメンター制度
・仕事をする場所、ITインフラ
・ベンチャーキャピタリストとのネットワーク
・ビジネスの検証をするための初期資金300万円
(※選考決定後すぐに企業に資本として出資します。企業設立前の起業家の場合は、企業設立時に出資します)

◆ カリキュラム:

2017年1月
◇キックオフミーティング
◇週1回のメンタリング
◇週1回のティーチング
 - 価値とビジネスの関係
 - ビジネスモデルとは
 - 起業に関するリスク
 - 資本政策について

2017年2月

◇交流会
◇週1回のメンタリング
◇オフィスアワー
 - 事業領域/プロダクト
 - リーンスタートアップ
 - 財務モデル
 - 資金調達

2017年3月

◇交流会
◇週1回のメンタリング
 - ピッチトレーニング
◇デモデー(ピッチ)
◆ メンター:

津田 真吾(株式会社インディージャパン 代表取締役 テクニカルディレクター)HDDのエンジニアからINDEE Japanを起業。18件の特許を持ち、12カ国でプロジェクト経験を持つ国際派オタク。皮膚再生技術のINDEE MEDICAL設立に関わり取締役も務める。

津嶋 辰郎(株式会社インディージャパン 代表取締役 マネージングディレクター)鳥人間コンテストチームを創立、2度の優勝。レーシングカーの空力デザイナーを経て半導体ベンチャーの創業に加わったのちINDEE Japanを起業したアイアンマン。

河野 悠介(JITSUBO株式会社 CEO)化学企業エンジニアを経て、大学院在学中に発明した技術シーズを元にJITSUBO創業に参画。事業開発を経験後、CEOとしてペプチド医薬品開発事業をリードしている。

Pete Bonee(Partner, Innosight Ventures)シリコンバレーベンチャーを数社経験後、自ら通信ベンチャーを起業、Exit。Innosight Venturesを立ち上げハンズオンで支援するベテランシリアルアントレプレナー。

Piyush Chaplot(VP, Finance & Investments, Innosight Ventures)財務を中心にグローバル企業の戦略を動かしてきた経験を生かし、Smart Auditを起業。Innosight Venturesの初期メンバー。アジア・金融・ソーシャルの情報通。
◆ アドバイザー:

曽山 明彦(LINK-J 事務局長)一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン事務局長。通産省、BCG勤務後、J&J等の医療機器企業で事業部長や社長を経験。 コロンビア大MBA。

新田 信行(第一勧業信用組合 理事長)第一勧業信用組合 理事長。第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行、みずほ銀行常務執行役員。2013年に現職就任、地域に根差したきめ細かいサービスを展開。若者や女性の創業・起業の支援に積極的に取り組んでいる。

田中 宏明(第一勧業信用組合 創業支援室 主席相談員 弁護士)弁護士業務経験後、内外資投資銀行において多くの事業投資案件を主導。現在、金融・ビジネス・法務の枠に囚われない新規事業・事業再生支援を様々な事業分野で実践。


◆ 会場: 日本橋ライフサイエンスビルディング10階(東京都中央区日本橋本町2-3-11)



◎株式会社インディージャパンについて◎

アイデアにとどまらない実効性を重視したハンズオンのイノベーションコンサルティングとして、医療・ヘルスケア・再生エネルギー・介護・教育などの領域でスタートアップ支援を行っています。「イノベーションのジレンマ」の著者としても知られるハーバード・ビジネス・スクール教授のClayton Christensen氏が設立したInnosight社とのパートナーシップを締結する日本で唯一の企業です。

◎ 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)について◎

LINK-Jは、三井不動産株式会社とアカデミア有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進していきます。

引用・参照

http://www.link-j.org/news/wp-content/uploads/sites/4/2016/11/20161111ZENTECH-DOJO-NIHONBASHI_Press.pdf
http://www.indee-jp.com/zentech/
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