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CYBERDYNEはHALだけじゃない?

CYBERDYNE 株式会社が、人体工学やロボット工学、情報工学が融合した新しい分野であるサイバニクスの技術による新たなサイバニックインタフェース「Cyin™」(サイン)を開発し、病気などにより発話や身体動作が著しく困難な患者の意思伝達や機器操作を可能にする「Cyin™福祉用」を、この春から販売開始することを発表しました。



「Cyin™福祉用」は、CYBERDYNEの代表的製品であるHAL®と同じ様に、人が動作意思を発揮した際に脳から筋肉へ送られる微弱な信号を読み取ることで、発話や身体動作が著しく困難な人であっても、「Cyin™福祉用」の本体やパソコンといったデバイスを出力装置として媒介して、意思の伝達-例えば、ナースコール-といった、さまざまな環境制御機器の操作を可能にし、コミュニケーションや使用者の能動的活動を支援するデバイスです。
「Cyin™福祉用」

「Cyin™福祉用」

HALに続いて「Cyin™福祉用」が!

これまで神経・筋難病など重度の疾患により発話や身体動作が著しく困難な人は、介助者と視線を合わせながら使用する透明文字盤、各種スイッチや視線入力装置、脳波等の生体現象に基づくセンシングを使った意思伝達方法が使われていました。

しかし、介助者の負担の大きさや機器を操作する際の身体的負担、病状が進行し機器操作が困難になった際の対応、意思伝達の精度といったさまざまな課題が存在していました。


CYBERDYNEのHAL®医療用下肢タイプは、日本において ALS 等の神経・筋難病疾患に対して、すでに医療機器として公的医療保険による治療に使われるようになっています。

これらの疾患を持つ患者の生体電位信号は非常に微弱である場合が多く、センシングやデータ解析アルゴリズムに高度な技術を必要とされます。

CYBERDYNEは、医療用HAL®で培った技術をもとに、重度の疾患を持つ方の意思伝達という用途に合致したセンサーやアルゴリズムを新たに開発し検証を重ね、新たなサイバニックインタフェースとして「Cyin™福祉用」の製品化が実現されました。
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