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人工知能による統合的ながん医療システムの開発

国立がん研究センターに蓄積されている膨大な罹患者の詳細な臨床情報やマルチオミックスデータ(ゲノム、エピゲノム、画像情報および血液など網羅的な生体分子情報)、さらに疫学データと文献情報を、AI技術を利用して統合的に解析し、日本人のがん罹患者個々人に最適化された医療(Precision Medicine)の提供を目指した革新的がん医療システムの開発を目的とする。また、システムを実用化し、社会全般に普及させることにより、がん医療の質の向上を推進することを目指す。

プロジェクト名 メディカルAI

国立研究開発法人 国立がん研究センターと株式会社Preferred Networks、国立研究開発法人 産業技術総合研究所、人工知能研究センターは、国立研究開発法人 科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業(CREST)における「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」研究領域に採択され、人工知能(AI)技術を活用した統合的ながん医療システムの開発プロジェクトを開始する。

データベース作成 → ディープラーニング

がん医療に伴うAI開発においては、電子化・構造化されたデータのみならず、様々な非構造化がんデータベースの構築と、その多彩なデータベースを解析できる機械学習・深層学習技術の開発が必要になる。そのため、本プロジェクトでは、まず、機械学習・深層学習の適用が可能な正規化されたがんのデータベースを構築し、その上で機械学習・深層学習を利用して解析する。

5年後に実用化を目指す

対象としてクリニカルシークエンス(ゲノム)データ、ヒストン修飾を中心としたエピジェネティクスデータおよび血液検査データに重点を置き、より正確ながんの診断、個々のがん罹患者にあった治療法の選択、創薬へ応用していく。CREST事業が求める最初の2年4カ月でProof of Concept (POC:概念実証)の取得を目指し、5年後を目処に実用化を目指す。



・人工知能(AI)を活用した統合的がん医療システム 開発プロジェクト開始 http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20161129.html
プロジェクトの概要 

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