NEWS

 田辺三菱製薬株式会社の連結子会社である天津田辺製薬有限公司とLes Laboratoires Servierのグループ会社であるServier Pharma (Tianjin)が、田辺三菱製薬が開発した2型糖尿病治療剤「テネリア®錠20mg(一般名:テネリグリプチン)」について、中国における独占的プロモーション委受託契約を、締結したことを発表しました。

 IDF(International Diabetes Federation/国際糖尿病連合)によると、中国は世界最多の約1億2千万人の糖尿病患者を抱え、世界の糖尿病患者総数の30%近くを占めており、今後も増加すると推計されます。

中国において糖尿病領域専属MR約700人を有し、40年の販売実績をもつセルヴィエ天津との協業はテネリア®の早期の市場浸透、製品価値最大化に寄与することが期待されます。

テネリア®は、田辺三菱製薬が創製した、初の日本オリジンのDPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ4)阻害剤です。

テネリアは、食事に応答して消化管から分泌されるホルモンであるGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)を分解する酵素DPP-4の働きを選択的に阻害することによりインスリン分泌を促進し、グルカゴン分泌を抑制することで血糖降下作用を発揮します。

その作用の強さと持続性から、1日1回の経口投与によって、毎食後の血糖並びに空腹時血糖を改善する効果が認められています。現在、中国では第3相臨床試験を終了しております。

 田辺三菱製薬とセルヴィエ社は、世界第2位の医薬品市場である中国を重要な市場と捉えており、両社の戦略的提携により、糖尿病治療において新たな治療の選択肢を提供することで、中国の糖尿病問題の解決に取り組んでいくことになります。
2 件