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大日本住友製薬株式会社が、非定型抗精神病薬「ロナセン®テープ 20mg、30mg、40mg」(一般名:ブロナンセリン)について、日本での発売が開始しました。ロナセンテープは、世界で初めて統合失調症を適応症として承認された経皮吸収型製剤です。

ブロナンセリンは、大日本住友製薬が創製した化合物で、ドパミンD2、D3受容体およびセロトニン 5-HT2A受容体にアンタゴニストとして作用し、臨床試験において、統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想など)のみならず、陰性症状(情動の平板化、意欲低下など)に対する改善作用が示されました。大日本住友製薬は、ブロナンセリンを有効成分とする経口剤として、「ロナセン®錠/散」を2008年4月より国内で販売しています。

ブロナンセリンの血中濃度推移の更なる安定化を図るため、大日本住友製薬は、経皮吸収型テープ製剤の設計技術を有する日東電工株式会社と 2010年よりロナセンテープの共同開発を進め、2019年6月18日に製造販売承認が下りました。

ロナセンテープは、1日1回、皮膚に貼付することにより24時間安定した血中濃度を維持できるため、良好な有効性および安全性が期待できます。また、テープ製剤の特長から、貼付の有無や投与量を視認できるメリットに加え、食事の影響を受けにくいことから、食生活が不規則な患者や、経口服薬が困難(嚥下困難等)な患者への投与も可能な製剤です。
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