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うま味調味料で知られる味の素株式会社は、高性能な再生医療の臨床研究用培地「StemFit®」AK03Nの販売を開始した。
味の素は、再生医療の臨床研究に有用な、高い安全性と性能を備えた研究用の培地を研究機関に提供することにより、再生医療の発展に貢献しようとしている。

味の素は、2014年にひとつ前の型の培地である「StemFit®」AK03を開発し、国内の一部の施設に販売をしてきたが、医療イノべーションのために、今回の「StemFit®」AK03Nから広く売り出すことを決めた。

「StemFit®」AK03Nの特徴は、バイオ技術で作成されたタンパク質を利用することで、動物やヒトに由来する成分を含まない。また、培地の交換を頻繁に必要とせず、安定した実験環境を提供できることが強みとして挙げられる。

VIEWS

ES細胞やiPS細胞研究が盛んないま味の素がこのような培地を開発し、販売し出したことは注目に値する。味の素は一般に食品会社として知られるが、「薬食同源」という古代からの医療思想から分かる通り、「食」と「医」は密接に関係しており、得心がいく発表である。

味の素が、幹細胞研究の”スパイス”を販売し出した。これで国内の研究が一層進むことを願ってやまない。
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