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米シェイク・ザイード小児外科研究所とジョンズ・ホプキンス大学の研究者によるグループが、「STAR(Smart Tissue Autonomous Robot)」と呼ばれる自律ロボットで、豚の腸を
縫合し、「2つの破片を1つのチューブに復元する」手術に成功した発表した。

現在、現場で最も使われているロボットには「ダヴィンチ」があったが、これはに外科医の遠隔操作による手術であり、ロボットが状況に応じて自律的に動作するわけではない。

実験では、AIを搭載したロボットが、取り出したブタの腸のだけでなく、生きているブタの腸の縫合にも成功し、またそのブタが、合併症を起こすこともなかった。

これまで、画像認識や、手術の複雑な手順を遂行するあるアルゴリズムなどの壁によって、柔かい細胞の縫合は特に難しいとされ、ロボットがより多くの手術を行うには超えなければならない壁だったが、今回、3Dカメラと、赤外蛍光画像システム、そして、自動縫合アルゴリズムの技術で、縫合する箇所をマッピングし、ミリメートル未満での縫合が可能になった。

しかし、この新しい方法はまだコンセプト段階で、まだ改善の必要がある。現状、STARは人間が10分できる工程に、20分以上の時間を要している。

この論文の第一著者である、ピーター・キム氏は「技術はどんどん良くなっていくと確信しており、人間の手を入れなければどんどん早くなってくいくだろう」という。

ここ数年、病院でロボット手術の技術は、いまだ、人間による手術ほど安全でなく、また費用もかさむと批判を受けている。この論文では、近い将来には、すべての手術が人間とロボットが協働し行うことで、より安全になり、究極的にはロボットが人間の手を借りずに行うようになるという。

Robotic Surgery Just Got More Autonomous - YouTube

Putting surgery one step closer into the realm of self-driving cars and intelligent machines, researchers show for the first time that a supervised autonomou...
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