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エーザイ株式会社とPersonal Genome Diagnostics Inc.(PGDx社)が、がん遺伝子パネル検査の共同研究開発に関する契約を締結し、研究を開始したことを発表しました。

この共同研究開発では、血液サンプルを使用したLiquid biopsy(非侵襲的な体液サンプルを使用して診断や治療効果予測を行う技術)によって、500以上のがん遺伝子の変異などについて網羅的な解析が可能となるがん遺伝子パネル検査キットを創出し、創薬への活用を行います。

エーザイ社は、中期経営計画「EWAY2025」において、「予知・予防」と「治癒」の実現をめざし、神経領域とがん領域に集中したイノベーション創出の取り組みを進めてきました。

今回、がん領域における個別化医療実現に向け、新たな遺伝子解析技術獲得を目的としてLiquid biopsyによるゲノム解析に優れた専門性を有する米国のバイオベンチャーであるPGDx社との共同研究開発契約がなされました。

エーザイ社は、創出した遺伝子パネル検査技術を用い、Liquid biopsyとして血中の循環腫瘍DNA(circulating tumor DNA; ctDNA)を測定することで、発がん、再発・転移や薬剤耐性化などのがんの進化(Cancer Evolution)の解析に取り組みます。

既存の抗がん剤に対する抵抗性に関与し新たな創薬標的となる遺伝子異常の特定や、新薬の臨床試験への遺伝子パネル検査技術の活用をめざし、将来的にはがんの早期診断、個別化医療、治癒を実現するゲノム医療への活用に取り組むことになります。
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