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塩野義製薬株式会社が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)に対する予防ワクチンの開発を正式に決定したことを発表しました。

SARS-CoV-2は世界的な脅威となっており、感染拡大の防止や治療薬、ワクチンの開発など迅速な対応が求められています。塩野義は感染症を重点疾患領域に掲げる製薬企業として、公的機関やアカデミア、パートナー企業と連携し、COVID-19に対する治療薬の創製、ワクチンの開発、ならびに抗体検査キットの提供に向けた取り組みを進めております(2020年4月14日プレスリリース参照:新型コロナウイルス感染症に関する取り組みについて)。

ワクチンの開発につきましては、塩野義のグループ会社である株式会社UMNファーマが、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援する研究開発課題である「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン開発に関する研究」(研究開発代表者:国立感染症研究所 インフルエンザウイルス研究センター・長谷川秀樹センター長)に2020年3月より参画し、UMNファーマの有するBEVSを活用した組換えタンパク抗原の作製を進めています。

今回、このワクチンの開発をCOVID-19治療薬の創製と並ぶ当社の最優先プロジェクトの1つに位置付け、速やかな非臨床および臨床試験への移行と、1,000万人規模の提供を可能とするスケールアップ検討に着手できるよう、取り組みを加速する決定されました。現時点では、年内に臨床試験を開始すべく、厚生労働省や独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)、共同研究先である国立感染症研究所等、関係各所との協議・相談を進めています。

* Baculovirus Expression Vector System:昆虫細胞などを用いたタンパク発現技術
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