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アメリカ国立衛生研究所主催のウェアラブルセンサーのコンテンストが開催され、サンフランシスコに拠点を持つ、BACtrakckの「BACtrack Skyn」が1位を獲得し、20万ドルの賞金を手にした。

BACtrack Skynは、腕時計型デバイスで、皮膚の汗から、血中のアルコール度数をモニタリングし、健康状態を診断するウェアラブルバンドである。

アメリカ国立衛生研究所で、アルコール中毒などに取り組んでいる、George Koob博士は、「直近の飲酒だけでない飲酒履歴がわかるようになる」と、このデバイスがアルコールを研究において、非常に有用なデバイスになるのではと期待する。

医療機関や、法機関、警察は長年、血中アルコール濃度を検査する技術を模索してきた。これまで使われてきたのは、吐息から検査するものだったが、持ち運びにくく、1000ドル以上と高価で、継続的に測定できないという課題があった。

BACtrack CEOのKeith Nothacker氏は、「血中アルコール濃度をチェックするデバイスは、大きく扱いづらかった。もっと人が付けたくなるデバイスを作りたかった」と語る。

しかし、このデバイスではアルコールを肌の汗で測るので、エタノールが汗となって肌まで出てくる45分前のアルコール度数しか測ることはできない。そのため、現在、多くの法機関が使用している、酒気検知器や、血液検査の代わりになることは難しい。

数年前から、BACtrackは一般人を中心に、アルコールに関する試験を進めてきた。2013年には、「BACtrack Mobile Breathalyzer」というスマートフォンと連携した酒気検知器を発表している。

このコンテストでは、BACtrackは他の7つの起業を退けて1位を勝ち取った。2位の10万ドルを勝ち取ったのも、サンタバーバラの企業が作った、スマートフォンと連携し、肌からアルコール度数を測ることができる、ウェアラブルデバイスだった。
Source: Reuters
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