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アステラスがQuethera Limitedを買収

 アステラス製薬株式会社が、Quethera Limitedを買収したことを発表しました。Quethera社は、緑内障など眼科領域における新規の遺伝子治療の開発に注力する英国のバイオベンチャー企業で、買収はすでに完了し、アステラス製薬の完全子会社となりました。

この買収により、アステラス製薬は緑内障患者の網膜に治療遺伝子を発現させる遺伝子組換えアデノ随伴ウイルス(recombinant adeno-associated viral vector system: rAAV)を活用した遺伝子治療プログラム(rAAVプログラム)を獲得します。rAAVプログラムは、前臨床試験において網膜神経節細胞の生存率の改善が確認されています。

アステラス製薬の代表取締役社長CEOの安川健司は、「本買収は、最先端の科学、技術を積極的に取り込み、患者の価値に変えていくというアステラス製薬の戦略に基づく取り組みです。

眼圧のコントロールに依存しないユニークな作用メカニズムを有するrAAVプログラムは、難治性の緑内障の治療選択肢となる可能性があります。

このプログラムが、視力を失うリスクのある緑内障患者さんのアンメットメディカルニーズに応える治療法となることを期待しています」と述べています。

アステラス製薬 安川 健司 代表取締役社長CEOのコメント

「Quethera社は、患者さんの失明につながり、生活の質(Quality of Life: QOL)を著しく低下させる緑内障などの眼科疾患に対する革新的な治療法の開発に注力しています。本買収により、rAAVプログラムの有効性を確認するための研究が一層加速していくことを期待しています」
アステラス製薬の代表取締役社長CEOの安川健司氏のコメント
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