治せない病気と闘う

治療法が見つかっていない病気がいくつも存在する。以前、当PULSEでも紹介したチクングニア熱もその一つです。他には、赤痢や結核、コレラ、ペストといったものが挙げられます。

これらの原因となる細菌またはウイルスへの感染を防ぐことが、病気を予防することにつながる。治療法が存在しない以上は「罹患しないこと」がその病気を打ち破る手だてということなのです。治せない病気と闘う方法は、「病気にかからないこと」つまり「予防すること」に限られているのです。

こういった意識は、19世紀ごろに「予防」が医学の中に分野として確立されて以来高まり続けてきています。

怖いのはデング熱だけじゃない? チクングニア熱を撲滅へ−武田薬品 - PULSE

怖いのはデング熱だけじゃない? チクングニア熱を撲滅へ−武田薬品 - PULSE
実はデング熱以外にも人類に猛威を振るっている感染症があります。それは、アフリカ、中東、東南アジア、アメリカにまたがり存在していて、確たる治療法が以前として見つかっていない病気です。

「予防」と現代的広がり

他にもある「予防」の種類

上述のような、「細菌が入ってこないようにする」ということ以外の予防としては、食事の管理や十分な睡眠の確保も挙げられます。例えば、ビタミンB1を摂取することで脚気は防げるし、塩分の摂取を控えれば脳卒中も抑えることができる。さらに、飲酒量を抑制することで肝臓障害やガンが抑えられると言われている。
これまで「予防」に関しては医者から「飲酒を控えてね〜」「禁煙してね〜」と言われ、患者が手探りで実行することで行われてきた。それが昨今のテクノロジーの進化によって変化してきている。
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テクノロジーを使って安心の予防

今まで、患者は「予防」を手探りで行っていたために、不安につきまとわれていた。ところが、テクノロジーの進歩により予防が行いやすくなった。例えば、飲酒量を図るのは腕時計のようなウェラブル検出器が開発された。これを装着した状態で飲酒をするとスマートフォンにデータが送られ、一定の数値を超えるとアラートが鳴るようにもできる。

息ではなく肌で飲酒量を計測するブレスレット型アルコール検出器 - PULSE

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ウェアラブル端末を装着することでアルコールの摂取量を図ることができるようになりました。
他に、スマホのアプリで体重の管理が容易にでき、9割の人が減量に成功したというので驚きです。何よりも、日々の体重の推移が一目で見られ、順調に体重が落ちいくことが分かるために、モチベーションが保たれるのでしょう。

94%が減量に成功したNY発スマホアプリをリクルートが提供 - PULSE

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アプリで体重の管理ができます。これを使ってなんと9割以上の人が減量に成功しのです!

テクノロジーが支える未来

以上のように、19世紀に始まった「予防医学」が、この21世紀のテクノロジー時代を迎えて大きく変わろうとしている。人々の手元にあるスマホや、腕時計型の手軽なデバイスで予防をより確かに、そして簡単に行うことができるようになってきた。

こういったテクノロジーの進歩をこれからも当PULSEが追って行きたいと思う。(文責:斉藤亮太)
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