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東京大学医科学研究所の中内啓光教授、山口智之特任准教授らの研究チームが多能性幹細胞からすい臓を作成することに成功したと発表した。

さらにこのすい臓からランゲルハンス島(すい島)を取り出し、糖尿病を持っているマウスに移植したところ、1年以上にわたり正常血糖値を維持させることに成功したという。

今回の実験結果で他の種類の動物体内で作成した臓器移植の有用性と一定の安全性が示されたとしている。

1月25日付の科学雑誌「Nature」のオンライン版の研究成果の論文が掲載される。
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今回の研究では、胚盤胞補完法という手法を利用して、マウスよりも10倍ほど大きいラットの体内にマウス多能性幹細胞由来のすい臓の作成を試みた。

その結果、ラット体内にマウスの多能性幹細胞に由来するラットのものと同程度のすい臓が作成できたという。
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