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◉iPS細胞の心筋で新薬検査

iPS細胞から作った心筋を使い、新薬の心臓への副作用を高精度で調べる検査法を、東京大学の竹内昌治教授(微細工学)のチームが開発した。
◉約1センチの心筋作製

ヒトのiPS細胞から、長さ約1センチの心筋を作製。両端を台に固定した装置で、心筋は自ら拍動して伸び縮みする。そこへ新薬の候補物質をふりかけ、長さの変化などから心筋への影響を調べる仕組みだ。
強壮剤では心筋の伸びる力が最大で5割増え、心臓を休ませる薬だと約5割弱まるなど、敏感な反応が得られることを確認済みという。

◉基盤貼り付けタイプの難点をクリア

同じような検査ができる装置としては、シート状の心筋から拍動で生じる微弱な電気信号を計測し、間接的に影響を調べるものが存在するが、心筋が基盤に貼り付けられているため拍動が不自然になるという課題があった。今回の装置は、その部分をクリアしたものとなる。

竹内教授は共同研究を進めている企業とともに、2017年にも試作品を作製するとしている。

引用・参照

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161025-OYTET50029/
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