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武田薬品がニンラーロの承認を取得

武田薬品株式会社(以下、武田薬品)が、多発性骨髄腫治療剤「ニンラーロ®カプセル」(以下、ニンラーロ)の製造販売承認を厚生労働省から得たことを発表した。

これでニンラーロは、レナリドミド及びデキサメタゾンと併用した際に、再発する多発性骨髄腫あるいは難治性の多発性骨髄腫の経口プロテアソーム阻害剤とし、国内で初めて承認を取得した薬剤となった。

ニンラーロは、再発する多発性骨髄腫あるいは難治性の多発性骨髄腫の患者を対象にした国際共同の臨床第3相試験TOURMALINE-MM1の結果にもとづき承認を得たとされる。

三好 集(武田薬品|オンコロジー事業部長)コメント

武田薬品の日本オンコロジー事業部長である三好集氏は、「多発性骨髄腫の患者さんの治療に貢献するための重要な一歩です。ニンラーロの承認により、プロテアソーム阻害剤を含めた、すべてが経口投与の3剤併用レジメンが可能となります。週1回投与のニンラーロは、有効性のみならず、多発性骨髄腫の患者さんのアンメットメディカルニーズである、治療の継続、副作用の軽減、通院の負担の軽減に貢献できるものと考えております。今後、本剤の薬価基準収載に向けた発売準備を進めるとともに、新たな効能への適応拡大を目指し、試験を継続してまいります」と述べ、研究をさらに進めることを表明している。

多発性骨髄腫とは?

多発性骨髄腫は骨髄が病巣となるガンの一種。
このガンは、形質細胞のあるグループが悪性化し、その形質細胞が骨を脆くする。その結果として圧迫骨折、溶解性骨病変や関連疼痛に繋がることがある。

また、多発性骨髄腫は免疫系、腎、赤血球数にも影響を与え、倦怠感、貧血を典型的な症状を伴い、健康障害を引き起こすことがある。

このガンの「日本における総患者数は約1万8千人(2014年 厚生労働省大臣官房統計情報部 患者調査)」と報告されている。*1
ニュースソース及び参考(*1):「多発性骨髄腫治療剤「ニンラーロ®カプセル」の日本における製造販売承認取得について−再発又は難治性の多発性骨髄腫の患者さんに対する新たな治療選択肢− 」http://www.takeda.co.jp/news/2017/20170330_7734.html
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