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ヤンセンファーマ株式会社が、成人の多剤耐性肺結核治療薬として「サチュロ®錠 100mg」(一般名:ベダキリンフマル酸塩)の販売を開始しました。

希少疾病用医薬品として指定されているサチュロは、ヤンセン・リサーチ・アンド・ディベロップメント社が創製したジアリルキノリン系の新規抗結核薬です。

これまでの抗結核薬とは異なる作用機序を有し、結核菌のエネルギー生成に必須であるアデノシン5'-三リン酸(ATP)合成酵素を特異的に阻害し、増殖期および休眠期の結核菌のいずれに対しても強い殺菌活性を示します。

多剤耐性肺結核は治療選択肢が限られているうえに、菌陰性化後も18カ月間の継続的な長期間の投与が必要であることから、既存の抗結核薬と交差耐性を示さない、高い有効性、安全性及び忍容性を示す新薬を含む併用療法の開発が緊急の課題となっています。

今回、多剤耐性肺結核治療における多剤併用療法の1剤となる、サチュロを新たな選択肢として日本でも提供されるようになりました。

ヤンセン代表取締役社長:クリス・フウリガンのコメント

「日本でサチュロを販売するために重ねてきた私たちの取り組みは、患者さんの人数の大小に関わらず、多剤耐性結核などの深刻な公衆衛生上の課題に対し革新的な薬剤を提供する、というヤンセンのコミットメントを反映したものです。

これまでの抗結核薬には1960年以前に承認されたものも含まれており、治療選択肢は非常に限られていました。

多剤耐性肺結核の患者さんが抱える多くのアンメットニーズを、この革新的な新薬であるサチュロにより満たしていけると確信しています。」
ヤンセン代表取締役社長:クリス・フウリガン
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