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ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングの「自家培養軟骨ジャック®」

富士フイルムグループの株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングが、膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎の治療に使用されている再生医療等製品「自家培養軟骨ジャック®」(ジャック)の一部変更承認申請書を厚生労働省へ提出しました。



今回の一部変更承認申請は、人工のコラーゲン膜を使用することで、「ジャック」を用いた治療の低侵襲化・移植手技の簡便化を目的としたものです。



「ジャック」は、2012年に、膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎(変形性膝関節症を除く)を適応対象として製造販売承認を取得した再生医療等製品です。整形外科領域における日本初の再生医療等製品で、2013 年から保険適用されています。



現在、「ジャック」を用いた治療では、患者から採取した軟骨組織を約4週間培養して作製した「ジャック」を欠損部に移植し、患者の脛骨の骨膜で欠損部を覆って治療する方法が行われています。しかし、この方法では、骨膜の採取が必要となり、患者への侵襲性が高く、医師の手技負担を伴います。



今回の一部変更承認申請は、患者の骨膜の代わりに人工のコラーゲン膜の使用を可能とするものです。これにより、「ジャック」を用いた治療の低侵襲化・移植手技簡便化を図ることができると期待できます。
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