NEWS

アステラス製薬株式会社が、「ダフクリア®錠」(一般名:フィダキソマイシン、以下「ダフクリア® 」)について、偽膜性大腸炎を含む感染性腸炎(適応菌種:本剤に感性のクロストリジウム・ディフィシル)の治療薬として、日本における製造販売承認を取得したことを発表しました。


 ダフクリア® は、米国のMerck & Co., Inc.(北米以外ではMSD。以下、メルク)から導入した新規の作用機序と選択的な抗菌スペクトルを有する経口の大環状抗菌剤 です。

日本では、メルクとの独占的開発・販売契約に基づきアステラス製薬が開発を進めてきました。

加えて、Astellas Pharma Europe Ltd.が欧州、中東、アフリカ、独立国家共同体(CIS) の地域における独占的販売権を取得しています。欧州ではCD感染症治療薬としてすでに販売されています。
クロストリジウム・ディフィシルは、大腸内部に感染し毒素を産生する細菌で、院内感染や抗菌薬関連腸炎の起因菌として世界的に問題となっています。感染・増殖により大腸炎や重篤な下痢を発症し、最悪の場合は死に至ります。

国内で既に承認されている治療法では効果が不十分な例が報告されていることから、新たな治療選択肢が求められていました。

フィダキソマイシンは、クロストリジウム・ディフィシルに対して強い抗菌活性を持つほか、狭域抗菌スペクトラムのため、他の腸内細菌のバランスを攪乱する作用が弱く、芽胞形成を阻害するなどの作用を持ちます。
3 件