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順天堂大学(大学院医学研究科 呼吸器内科学の十合晋作准教授の研究グループ)とオンコリスバイオファーマ株式会社が、がん検査薬として開発を進めているOBP-1101(テロメスキャン F35)について、共同出願していた早期非小細胞肺がんまたはオリゴ再発の患者に対する検査または診断において、特許の査定を取得したことを発表しました。

今回新たに日本国内において特許査定を受けたのは、早期非小細胞肺がんの患者または、再発が全身性ではなく一つの臓器に留まりがんの再発部位が数個以内であるオリゴ再発の患者を対象とした、OBP-1101 に関する方法特許です。

OBP-1101 は、がん検査薬テロメスキャン(OBP-401)の基本構造をもった遺伝子配列の中に、正常血液細胞での遺伝子発現を抑制するマイクロRNA 干渉遺伝子を組込んだ、がん検査用ウイルスです。

血液中の微量な生きたがん細胞(CTC)に対する感染範囲、特異度が高められたことで、悪性度の高いCTC のより高感度な検出を可能にするため開発を進められています。

順天堂大学とオンコリスバイオファーマは、共同で進めている肺がん領域のテロメスキャンを用いた医師主導臨床研究に加えて、今回特許査定を受けたOBP-1101 の研究開発も推進し、がんの超早期発見および予後予測判定を可能とする検査系の開発を目指して、国内外のアカデミアや提携企業と研究開発を進める方針です。
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