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ソニーの欧州法人であるSony Europe Ltdが、手術室向けの映像管理ソフトを手掛ける、ベルギーの企業、eSATURNUS社を買収した。

eSATURNUS社は、世界有数の医療映像ソリューションプロバイダーであり、手術室にある内視鏡やカメラなどの機器からの映像を、IPネットワークを通じて信号処理するとともに制御、記録し、さらには複数の映像ソースと医療用情報などを組み合わせた画面生成ならびに管理を行う技術を有している。

イメージセンサーをはじめとする、映像技術は、近年のソニーを支えている基盤技術となっており、ソニーはこうした技術を活かした、医療用カメラやレコーダー、モニター、プリンターなど様々な医療用映像機器を展開している。

この買収でソニーはソフトとハード両方のソリューション提供が可能に

リリースでは、「ソニーのイメージング技術にIPネットワークを活用したユニークな映像管理ソフトウェア技術やソリューションノウハウ、知的財産権が加わることで、ソニーは今後、医療用映像機器と映像の統合管理を含めた手術室内外へのIPトータル映像ソリューションの開発と提供を推進します」としており、今回の買収によって、これまで、ハード中心の提供だったところに、ソフト面のソリューションが加わることで、手術室から、手術室外までの映像ソリューション全体を提供できるようになる。

また、eSATURNUS社の技術は、既に欧州を中心に300以上の手術室で使われており、ソニーとしても、既にeSATURNUS社の技術が導入されている病院に、自社のハードウェアの導入や、今回の買収に依るトータルソリューションの導入など、様々な展開が可能となる。

eSATURNUS社の技術を活用した映像ソリューションは、まず欧州で提供を開始し、将来的にはグローバルでの展開も視野に入れているという。
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