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メニコンの強膜レンズが中国で導入へ

株式会社メニコンは、中華人民共和国の博鰲楽城国際医療観光先行区にあるBoao Super Hospitalにおいて、メニコンのオランダ現地法人NKL社製強膜レンズ「time XL」を、中国初の強膜レンズとして導入したことを発表しました。

強膜レンズは、ハードレンズ素材で作られておりますが、角膜(黒目)よりも小さい一般のハードレンズに対し、強膜(白目)の部分まで覆うサイズの大きなレンズです。強膜でレンズを支えることを特徴とし、レンズが角膜に触れず、角膜とレンズの間に涙液を保持することから、角膜形状が特殊な不正角膜症例に対しては安定した視力補正が、ドライアイ疾患に対しては角膜の保護と涙液の保持が期待できます。

中国における医療機器の承認取得は、すでに他国で認可を得ている製品であっても、最短でも2年、平均的には3~4年が必要となります。そのため2018年にデバイスラグ対策と致しまして、海外主要国(米欧日等)ですでに承認された医療機器を輸入する際に、National Medical Products Administration(NMPA)の承認に替わり、博鰲楽城国際医療観光先行区に設立したBoao Super Hospital(BSH)を通じ、海南省Medical Products Administration地方支局に申請をすることで、約7営業日以内という迅速な審査をもって、海南省内で輸入・販売が許可される制度が導入されました。

メニコン社は、10年以上に渡り、中国温州医科大学と連携し、中国国内に対する酸素透過性レンズの普及に努めてまいりました。そのため、温州医科大学の系列病院であるBSH眼科病院院長と協議し「増加の一途をたどるドライアイ疾患等に有効な強膜レンズが、中国NMPAに承認された製品がない」ことから、今回の制度施行と同時に、本制度を活用し、NKL社製強膜レンズ「time XL」の導入を試みることになりました。2018年春に着手し、この度、一年に満たない迅速な期間で海南省への導入が叶いました。
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