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テルモが子会社をつうじてケニア共和国に事業所を開設

 テルモ株式会社の血液関連子会社のテルモBCTが、ケニア共和国ナイロビに事業所を開設したことを発表しました。

同事業所は、医療従事者への研修と教育、献血された血液を最大限活用する技術などを通じて、安全で充分な量の血液供給を支え、現地の医療インフラ向上に貢献することを目的としています。


 世界保健機関(WHO)によると、医療水準を維持するために必要な血液量は、人口の1%と言われています。これはケニアにおいては人口4500万人ののため、45万単位の血液が毎年採血される必要があることを意味します。しかし、2018年の採血量は16万4275単位にとどまっています。


 テルモBCTは、ケニア国家輸血サービス(KNBTS)などと協力して、複数回献血者を増やすためのプログラムを進め、安定的な献血者層を確立することを目指すとしています。

今後、輸血環境が整備された後には、がん患者の治療に使用される成分採血にも注力する方針です。くわえて、官民連携をさらに強化し、ケニアのみならずサブサハラアフリカ(サハラ以南のアフリカ)の他の国でも、安全で持続的な輸血環境の整備に努めるとしています。
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