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富士フイルムホールディングス×富山化学工業

富士フイルムホールディングス株式会社と診断薬・治療薬の新薬開発を加速させるため、低分子医薬品の研究・開発・製造・販売を行う富山化学工業株式会社が、放射性医薬品の研究・開発・製造・販売を行う富士フイルムRIファーマ株式会社を2018年10月1日付で統合し、富士フイルム富山化学株式会社としてスタートさせることを決定し、発表しました。


また、新会社発足に向けて、大正製薬ホールディングス株式会社と、同社が保有する富山化学の全株式を取得し、2018年7月31日に富山化学を完全子会社化することを合意しました。


現在、富士フイルムホールディングスは、富山化学の低分子医薬品、富士フイルムRIファーマの放射性診断薬・治療薬を中核として医薬品事業を展開しています。昨今、有効な治療方法がないなど満たされていない医療ニーズ(アンメットメディカルニーズ)への対応がますます求められるとともに、治療の適正化に貢献する診断の重要性が高まっている中、富山化学と富士フイルムRIファーマを統合して、診断薬・治療薬の新薬開発のスピードアップ、さらには「診断」と「治療」の連携強化がより一層図られます。


統合会社となる富士フイルム富山化学は、新薬の研究などを行う富士フイルムと連携し、アンメットメディカルニーズが高い「がん」「中枢神経疾患」「感染症」領域において、新規の放射性診断薬・治療薬、独自の作用メカニズムを持った治療薬の開発を行われます。

さらに、必要な量の薬物を必要な部位に必要なタイミングに送達するドラッグ・デリバリー・システム(DDS)のさらなる技術開発も推進。既に開発したリポソーム製剤技術(*1)やマイクロニードルアレイ(*2)を、既存薬のみならず、次世代医薬品として期待されている核酸医薬品や遺伝子治療薬へ応用展開されていきます。

富士フイルムグループは、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」の国内製造販売承認の取得、アルツハイマー型認知症治療薬「T-817MA」の国内・米国臨床試験、新規放射性医薬品の開発・販売などを進めるとともに、写真フィルムで培った、化合物の合成力・設計力や解析技術、ナノ分散技術などの高度な技術を活かして、新規抗がん剤の研究開発やDDSの技術開発に取り組んで来ていた。
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