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サノビオン・ファーマシューティカルズ・インクが、舌下投与フィルム製剤の「KYNMOBI™(キンモビ)」(販売名、一般名:アポモルヒネ塩酸塩水和物)について、アメリカ食品医薬品局(FDA)より、パーキンソン病に伴うオフ症状の改善を適応症として承認を取得したことを発表しました。キンモビは、パーキンソン病に伴うオフ症状の治療剤として、アメリカで初めて承認された舌下投与フィルム製剤です。サノビオン社は、2020年9月にキンモビをアメリカにおいて発売する予定としています。

パーキンソン病に伴うオフ症状は、適切な薬物治療を行っていても再発または悪化するパーキンソン病症状(運動症状および非運動症状)であり、振戦(ふるえ)、固縮(筋肉の硬直)、寡動(動作緩慢)等の症状を特徴とします。日常生活の妨げとなるこれらの症状は、朝の起床時や一日を通して起こります。キンモビは舌下で溶解するため、パーキンソン病患者さんは必要な時にオフ症状を改善することができます。

Emory University School of Medicine(エモリー大学医学部)の神経学教授、Movement Disorders Programのディレクター、神経学のVance Lanier ChairであるStewart Factor(スチュワート・ファクター)医師は、次のように述べています。
パーキンソン病患者さんは、診断されてから数年後、薬物治療の効果減弱により、起床時にベッドから起き上がることや、椅子から立ち上がることが難しいこと、そして歩行のしにくさなどの不自由さに気付くことがあります。

キンモビの承認により、医療従事者は、患者さんのパーキンソン病の進行に伴うオフ症状を適切に管理するための投薬計画に必要な治療選択肢を得ることができます。
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