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小児科オンラインが2つの町で試験運用!

スマートフォンで小児科医に相談ができる遠隔健康医療相談「小児科オンライン」を運営する株式会社Kids Public、鹿児島県錦江町と埼玉県横瀬町が連携し地方における小児科医への相談窓口確保の施策として、小児科オンラインの提供を平成30年6月1日より開始することを発表しました。この取り組みは、ともに町内に小児科専門医が不在の鹿児島県錦江町と埼玉県横瀬町が同時に実施する国内初の2町に跨る共同実証実験となります。

錦江町と横瀬町在住の子育て世帯を調査対象者とし、小児に特化した遠隔健康医療相談の導入がもたらす社会的インパクトの評価が行われます。

両町の課題である「小児科医の不在状況」に対して、ICT活用により全国の小児科医へのアクセシビリティを向上させることで、子育て世帯の不安や経済的、時間的負担の軽減がもたらされるかを評価し、同様の問題で悩む全国の自治体に対してのパイロットケースとなることを目指します。

今回の取り組みでは、錦江町・横瀬町在住の子育て世帯が無料で小児科オンラインを利用できるようになります。

錦江町MIRAIづくりプロジェクト

全国的に注目を集めつつある錦江町地方創生の事業総称である「錦江町MIRAIづくりプロジェクト」の最大の特徴は「子や孫に希望溢れる未来を創り、繋ぐ」をコンセプトとし、町民・行政・専門家集団が協働しながら、未来を創る(コレクティブインパクト型まちづくり)点です。

この実証実験事業は、町民公募型未来づくり政策提言委員会による提言を受けて条例で明示した「ふるさと納税の使うべき対象」を踏まえて、町民・町内勤務者・町出身者による未来づくり提言機会と位置づけている「第2回未来想像・創造コンテンスト」において、ふるさと納税の未来志向な使い方を募集した結果、最優秀賞(19~39才の部)を受賞した子育て世代町民からの「安心して子育てが出来るように小児科誘致や遠隔診療・相談が出来る仕組みを導入する」という提案を行政が施策にしたものです。

その後、本実証実験の一部にふるさと納税が活用されるよう、コンテスト主催者である錦江町まち・ひと・『MIRAI』創生協議会が町に提言し、町と協議会が協働して、対象事業者探し、交渉、コーディネイト、予算化を実施し、過疎地としては国内初の実証実験を開始することになりました。

横瀬町の「よこらぼ」

横瀬町では平成28年度より民間企業等から先進的なプロジェクトを提案してもらい、横瀬町が持つ資源と掛け合わせ地域活性化を図る、「官民連携プラットフォーム(よこらぼ)」を運営しています。

その「よこらぼ」で29番目に採択となったプロジェクトとして今回の「小児科オンライン」を導入しての共同実証実験を行います。

横瀬町は、「小児科オンライン」サービスの導入により子育てに対する不安の軽減や安心感・満足感の向上を図るとともに、サービス導入前後でアンケートを実施し、子育てに対して感じる不安の変化や小児医療費助成金等の行政コストの変化を評価し、“日本一子育てしやすい町”を目指しています。
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