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ロート製薬が口腔環境を改善する

ロート製薬株式会社(以下、ロート製薬)が、再生医療の「肌」に関する研究を歯周病治療に応用する研究を行いハッカ油に歯根膜線維芽細胞を増殖させる効果があることを発見した。また、止血作用がある「カルバゾクロム」には歯根膜線維芽細胞のコラーゲンの産生を促進し、コラーゲンの分解を抑止する酵素の産生も促進することを確認したという。

この2つの研究結果を応用することで、歯周病で崩壊した歯根膜の修復することができるようになる可能性がある。
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研究対象が近かった!

ロート製薬は長年にわたり皮膚の研究を続けてきており、近年、再生医療分野にその研究分野を広げ、皮膚治療における幹細胞の有用性を追求してきていた。その中で歯を支えるはたらきをする「歯根膜」という組織は、コラーゲンや幹細胞が存在することが知られており、皮膚と類似した構造をしているため、研究領域を口腔にも広げていたという。

復活する歯根膜

線維芽細胞によって維持されている歯根膜はコラーゲンの含有量が多く、ハッカ油が歯根膜の線維芽細胞を増やし、カルバゾクロムがコラーゲンを作り出すのを促進することで、歯根膜が再生していくこととなり、ダメージを受けた後に復活させることができるようになるだろうとロート製薬は考察している
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