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サンバイオ株式会社と学校法人日本医科大学が、亜急性期外傷性脳損傷におけるSB623の有用性の検討に関する共同研究に関する契約を締結したことを発表しました。

外傷による死亡者数は全世界でおよそ年間500万人とされ、全死亡原因の9%にあたります。15歳~29歳の若年者死亡原因の第1位が交通外傷であり、生産年齢人口を減ずる要因にもなっています。

外傷の中でも特に頭部外傷患者の割合は高く、日本外傷データバンク(Japan Trauma Data Bank,JTDB)の報告では、2012年から2016年の4年間で、入院を要した頭部外傷患者は約2万人を超え、骨折など下肢外傷の発生率とほぼ同等と言われています。

今回の共同研究は、日本医科大学医学部救急医学(横堀 將司 准教授)が外傷性脳損傷治療に対して研究を進めている幹細胞塗布人工硬膜技術をSB623に応用し、亜急性期外傷性脳損傷モデル動物を用いてSB623硬膜シートの有効性及び安全性を評価し、臨床試験に進むための必要なデータの取得を目指すものです。

急性期外傷性脳損傷治療では、脳浮腫による二次性脳損傷を回避するために外減圧術が行われることがあり、頭蓋形成術の際に SB623硬膜シートを用いた脳機能再生の可能性を検討します。

サンバイオは、現在、SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムを実施していますが、この共同研究により対象となる外傷性脳損傷の患者さまを亜急性期まで拡げることを探ります。
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