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第一三共×テキサス大学!

第一三共株式会社が、米国テキサス大学MD Anderson Cancer Center(MD Anderson)と急性骨髄性白血病(AML)治療における新薬開発の加速を目的として、複数年の研究開発提携に関する契約を締結したことを発表した。

 このMD Andersonとの提携は、第一三共のAMLフランチャイズの複数の開発品の併用効果(第一三共が扱っている薬剤同士や第一三共以外の薬剤との併用効果)を同一施設で実施する臨床試験ならびに非臨床試験によって評価するという新規のアプローチを可能とする。

現段階で評価することが決まっている開発品は、後期開発段階のキザルチニブ(FLT3-ITD阻害剤)と初期開発段階のDS-3032(MDM2阻害剤)、DS-3201(EZH1/2阻害剤)、PLX51107(BRD4阻害剤)とされる。

MD Andersonの知見を活かす!

この契約の下、複数の第1相および第2相臨床試験(併用試験)をMD Andersonが実施することが計画されている。さらに、新規薬剤との併用に関する非臨床試験や新規バイオマーカーの探索等のトランスレーショナル リサーチも実施すると言う。

 第一三共は、AMLフランチャイズの開発戦略に、MD Andersonの豊富な経験と専門知識を取り込むことにより、新規併用療法の最適化を実現し、AML患者に新しい治療の選択肢を提供できるよう取り組んでいくとしている。

急性骨髄性白血病(AML)って何?

急性骨髄性白血病(AML)は、白血病の中で比較的発症頻度が高く、白血病細胞が増殖することによって骨髄での正常な血液の産生が阻害される病気。AMLに対する治療成績は十分ではなく、5年生存率は白血病の中で最も低いとされている。
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