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ノバルティスのサクビトリルバルサルタンナトリウム水和物比較実験結果

ノバルティスが、LCZ696(一般名:サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物)の投与患者と非投与患者を比較するCHAMP-HFレジストリーの新たな実臨床下におけるエビデンス(リアルワールドエビデンス)を発表しました。

CHAMP-HFレジストリーから得られた中間データを事前の規定に従い解析したところ、LCZ696の投与を受けた左室駆出率(LVEF)の低下した慢性心不全(HFrEF)患者において、KCCQ-12全体サマリースコア(KCCQ-OS)で評価される健康状態で、早期から統計的に有意な改善が示されました。

この結果は、KCCQ-12の症状頻度および生活の質(QOL)に関するドメインが統計的に有意に改善したことによるものです1。本試験の結果は、オーストリアのウィーンで開催された欧州心臓病学会心不全会議(ESC-HF)のレイトブレーキングセッション(Late breaking session)において、代表研究者であるミズーリ大学カンザスシティ校ミッドアメリカ・ハート・インスティテュート セント・ルーク病院(Saint Luke’s Hospital, Mid-America Heart Institute, University of Missouri-Kansas City)のエフゲニー・ハリトン(Yevgeniy Khariton, MD, MSc)医師によって発表されました。

グレッグ・フォナロー(Gregg Fonarow)医師のコメント

「患者さんの症状とQOLの改善は、慢性心不全の重要な治療目標です。患者さんがこうした目標を達成する上でLCZ696が役立つ可能性が示唆されており、今回の実臨床下での結果はとても重要です」
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)予防心臓病学プログラムの共同ディレクター(Co-director of UCLA's Preventative Cardiology Program)兼UCLA心臓病学科の副主任(Co-Chief of UCLA's Division of Cardiology)であり、アーマンソン-UCLA心筋症センターの所長(Director of the Ahmanson-UCLA Cardiomyopathy Center)でCHAMP-HFレジストリー研究代表者を務めるグレッグ・フォナロー(Gregg Fonarow, MD)医師のコメント

シュリーラム・アラディエ(Shreeram Aradhye)のコメント

「LCZ696がHFrEF患者の心血管死および心不全による入院のリスクを低下させることはすでに報告されていますが、今回、患者自身の報告による健康状態に関しても改善の可能性が示されました。

特に、臨床試験プログラムとリアルワールド解析の両方で、KCCQで評価した健康状態に対するLCZ696のベネフィットが示されたことはとても希望が持てるものです」
ノバルティスのメディカルアフェアーズ部門統括責任者兼チーフメディカルオフィサーであるシュリーラム・アラディエ(Shreeram Aradhye, MD)のコメント
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