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ペプチドリーム株式会社とアメリカ・Kleo Pharmaceuticals社(クリオ・ファーマシューティカルズ)が、多発性骨髄腫を適応症として申請していたKP1237(骨髄腫細胞表面に発現しているCD38を標的としたCD38-ARMTM)のIND(新薬臨床試験開始届)がアメリカ・FDA(食品医薬品局)から承認されたことを発表しました。

今回、IND申請が承認された臨床候補化合物KP1237は、骨髄腫の細胞表面に発現しているCD38を標的とし、ペプチドリームの創薬開発プラットフォームシステム:PDPS(Peptide Discovery Platform System)を用いて特定された特殊環状ペプチドに、クリオ社のがん免疫療法のプラットフォームであるARMTMを結合したPDC医薬品候補化合物です。

ARMTM(Antibody Recruiting Molecule)は、体内に もともと内在する抗体と結合し、その抗体が腫瘍細胞への高い殺傷能力を有する NK(ナチュラル キラー)細胞やマクロファージを誘導することで骨髄腫細胞を攻撃する作用メカニズムが特徴となっています。

クリオ社は移植手術後の多発性骨髄腫患者を対象として、KP1237の安全性と忍容性の評価を目的とした臨床試験を実施して参ります。今回の試験の患者組み入れ開始は2020年前半中、トップラインデータの取得は2021年後半とされています。
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