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タフィンラーとメキニストが悪性黒色腫の併用療法に使用可能に?

ノバルティスが、ステージIIIのBRAF V600遺伝子変異陽性悪性黒色腫における「タフィンラー」(ダブラフェニブ)と「メキニスト」(トラメチニブ)併用療法を評価する、多施設共同第III相試験であるCOMBI-ADの新たなデータ解析結果を発表しました。

さらなる長期追跡調査によって、「タフィンラー」「メキニスト」併用療法群は、プラセボ群と比較してBRAF V600遺伝子変異陽性の悪性黒色腫で外科的切除を受けた患者の再発又は死亡リスクを50%以上低下させることが、引き続き示されました。

更新されたCOMBI-ADデータに関して、患者の治癒率を推定するための治癒モデルを適用した結果、治癒確率は、プラセボ群が37%(95%信頼区間[CI]:32%~42%)であったのに対し、「タフィンラー」「メキニスト」併用療法群では54%(95%CI:49%~59%)でした。これらのデータは、ドイツ、ミュンヘンで開催される欧州臨床腫瘍学会(Abstract#LBA43)で発表され、同時にThe Journal of Clinical Oncology誌に掲載されました。

臨床アウトカムおよび治療反応の予測因子を同定するため、バイオマーカー分析が実施されました。これらの分析は、特定の免疫遺伝子発現特性(GES)および遺伝子変異量(TMB)に基づいて再発リスクの高い患者のサブグループが定義できることが示されました。

シドニー大学Georgina Long博士のコメント

「今回のCOMBI-AD試験によるバイオマーカー分析結果は、無再発生存期間の延長を確認することに加えて、BRAF V600遺伝子変異陽性の悪性黒色腫で外科的切除を受けた患者において、TMBおよび免疫遺伝子発現特性の予後および予測因子としての可能性に関する重要な情報を提供しています」
シドニー大学オーストラリア悪性黒色腫研究所の腫瘍内科医であるGeorgina Long博士のコメント
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