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田辺三菱製薬株式会社が、開発を進めてきた自己免疫疾患治療剤MT-1303(amiselimod)について、Bausch Health Companies Inc.の子会社であるSalix Pharmaceuticalsへの独占的な権利の許諾に係わるライセンス契約を締結したことを発表しました。

 今回の契約締結により、田辺三菱製薬はBausch Healthに、日本およびアジアの一部を除く全世界におけるamiselimod(ただし、「神経疾患・膠原病およびその他特定の希少な皮膚疾患」の領域は除く)の開発、販売を独占的に行う権利を許諾します。Bausch Healthは潰瘍性大腸炎の適応症でMT-1303の開発を始める予定としています。また、田辺三菱製薬は日本およびアジアの一部において、同社の国際共同治験のデータを用いた承認申請および販売の権利を有しているとしています。
<MT-1303(amiselimod)について>
「スフィンゴシン1-リン酸(S1P)受容体機能的アンタゴニスト」であり、リンパ球上のスフィンゴシン1-リン酸受容体(S1P受容体)に作用することにより、リンパ球のリンパ節からの移出を抑制して自己免疫反応を抑制し、その結果、様々な自己免疫疾患に効果を有する可能性がある化合物です。田辺三菱製薬は、ヨーロッパ及び日本において、amiselimodの多発性硬化症、乾癬、クローン病、全身性エリテマトーデスの臨床試験を実施し、既存のS1P受容体機能的アンタゴニストを超える安全性プロファイルを有する可能性を示す試験結果を得ています。

<Salixについて>
Salixは消化器疾患の予防、治療に取り組んでいる世界最大のスペシャリティファーマの一つです。Salixは30年間にわたり、患者の生活を改善するための製品のライセンス供与、開発、販売を行なってきました。そして、慢性的で衰弱した多くの患者さんの生活を変えるソリューションを医療関係者に提供しています。Salixは現在、消化器・肝臓・痛みの専門家、プライマリーケアに焦点を絞って販売組織を拡大し、アメリカの医療機関に製品ラインを提供しています。本社を、ニュージャージー州ブリッジウォーターに置いています。

<Bausch Health について>
Bausch Health Companies Inc.は、ヘルスケア製品で人々の生活を向上させるというミッションを掲げるグローバルカンパニーです。Bausch社は眼科、胃腸科、皮膚科の治療分野を中心に、各種医療用医薬品をはじめ、医療機器、OTC医薬品といった幅広い製品の開発、製造、販売を行っています。私たちは、世界の健康に貢献する革新的な会社となることを目指しており、そのコミットメントを果たそうとしています。
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