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塩野義製薬株式会社が、Mulpleo®(一般名:lusutrombopag、日本での製品名:ムルプレタ®)について、イギリス国立医療技術評価機構(NICE)およびスコットランド医薬品コンソーシアム(SMC)が、イングランド、ウェールズ、およびスコットランドの国民保険サービス(NHS)の下で、「待機的な観血的手技を予定している成人慢性肝疾患患者における重度の血小板減少症の治療」に用いることを推奨する勧告を受けたことを発表しました。


ヨーロッパで承認を取得した医薬品のうち、今回の適応についてNICEおよびSMCから推奨を勧告された医薬品は本剤が初めてです。今回の勧告は、主に、Mulpleo®の2つの第III相臨床試験、L-PLUS 1試験およびL-PLUS 2試験で得られた良好な結果に基づき判断されました。

血小板減少症は、慢性肝疾患の一般的な合併症です。イギリスでは、60万人以上が重度の肝疾患を、うち6万人が肝硬変を有しています。

また、イギリスの肝硬変を有する患者さまのうち、年間約3,300名が観血的手技の施術前に血小板輸血を受けていると推計されていますが、血小板輸血時には非溶血性副作用や細菌感染、ウイルス感染などのリスクを伴います。経口で服薬可能なMulpleo®は、成人慢性肝疾患患者さまの血小板減少症の治療における新たな選択肢となります。
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