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武田薬品×TiGenix

武田薬品工業株式会社が、重篤な疾患に対して幹細胞を用いた新たな治療薬の開発を行う先進的なバイオ医薬品企業であるTiGenix NVを買収する予定であり、TiGenix社にとって望ましい任意の公開買付けを実施するため同社との間でオファー・サポート契約を締結したことを発表した。

この契約の締結は、TiGenix社の取締役会による全会一致の支持を得たとされています。この買収は、消化器系疾患の患者に新たな治療オプションをお届けするため、武田薬品とTiGenix社の既存の提携を発展させたものとされます。
2016年7月、武田薬品とTiGenix社は、TiGenix社の有望な新薬候補であるCx601について、米国外の独占的開発・販売権に関する契約を締結しました。Cx601は、少なくとも1つの従来治療あるいは生物学的製剤による治療に奏効しなかった非活動期/軽度活動期クローン病に伴う肛囲複雑瘻孔の治療薬であり、病変内に注入する同種異系の脂肪由来幹細胞の懸濁剤です。

2017年12月、欧州医薬品庁(EMA)の欧州医薬品評価委員会(CHMP)は、Cx601の承認を推奨する見解が示されました。この薬は、欧州で初めてCHMPから肯定的見解が示された同種異系の脂肪由来幹細胞の懸濁剤となります。Cx601に対する欧州委員会の承認は2018年の前半を見込んでいます。

肛囲複雑瘻孔は、クローン病に伴う最も重い症状のひとつと考えられており 、激痛、感染症、失禁を伴うことがあります。治療薬や外科的治療法の進歩にも関わらず、現在もなお治療困難であり、患者さんの生活に深刻な影響を及ぼしています。

米国での販売許可申請を目的として、非活動期/軽度活動期のクローン病に伴う肛囲複雑瘻孔を対象としたCx601の国際共同臨床第3相試験が開始されました。

武田薬品は、米国の食品医薬品局(FDA)と連携し、Cx601の開発を実施するとともに販売許可取得を目指し、日本・カナダやその他の新興国においてCx601の販売許可申請の可能性を追求します。
武田薬品は、任意の公開買付けを通じ、TiGenix社のすべての議決権付株式または米国預託証券、新株予約権証券、転換社債の議決権を取得できる有価証券(武田薬品およびその関係会社の保有する有価証券を除く)を1株または1個当たり1.78ユーロで現金により取得する予定であり、完全希薄化後ベースの買収総額は約5億2,000万ユーロになります。

善管注意義務および本公開買付けの最終目論見書の検討を受けて、本公開買付けは、TiGenix社の取締役会による全会一致の支持を得ています。武田薬品とTiGenix社は、TiGenix 社のサポートおよび本プレスリリースに記載されている公開買付条件を確認するオファー・サポート契約を締結しました。Gri-Cel S.A.(TiGenix社の普通株32,238,178株を保有)と同社の子会社であるGrifols Worldwide Operations Ltd.(TiGenix社の米国預託証券 7,189,800株を保有)は、この公開買付けにおいて、同社が保有する株式および米国預託証券の買付けに応じることを撤回不能で確認しています。
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