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テルモのがん治療用放射線放出ビーズ

テルモ株式会社が、カテーテルがん治療に用いる放射線放出ビーズ「QuiremScout」(クイレムスカウト)が、欧州でCEマーク認証を取得したことを発表しました。

(CEマーク認証は適用されるEU(欧州連合)指令の要件を満たしていることを示すもの。欧州で医療機器を販売するためにはCEマーク認証を取得する必要があります)


4月に欧州で開催される学会(ECIO 2019)で正式に発売する予定です。QuiremScoutは、テルモが出資するオランダのクイレム・メディカル社が開発し、テルモが独占的に販売する権利を有しています。

 放射線放出ビーズは、進行期から終末期の肝がん治療に使用されます。カテーテルを通して肝動脈に運ばれ、放射線でがん細胞を攻撃します。
 QuiremScoutと、2017年から欧州で販売しているQuiremSpheres(クイレムスフィア)は、世界で唯一、放射性同位元素holmium-166を内包し、製品化された放射線放出ビーズです。

QuiremScoutは、QuiremSpheresの約10分の1のholmiumを含有しており、QuiremSpheresの投与前に使用することで、適切な患者の選択や、正確な投与量の決定に役立ちます。

この製品は、その元素の特徴から、従来はできなかった複数の画像診断法が可能であり、より効果的な治療が期待されます。
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