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グラクソ・スミスクライン、A型ボツリヌス毒素製剤「ボトックス」承認を取得

グラクソ・スミスクライン株式会社が、A型ボツリヌス毒素製剤 「ボトックス注用50単位」、「ボトックス注用100単位」(ボトックス)について、痙攣性発声障害の効能・効果で承認を取得したことを発表しました。

この適応に関しては、医師主導治験が実施された後、2017年6月5日に承認申請し、このたび痙攣性発声障害の適応をもつ初めての治療薬として承認されました。
痙攣性発声障害は喉頭の局所性ジストニアと考えられており、発声時に内喉頭筋の不随意的、断続的な痙攣による発声障害をきたす疾患です。

その病態は、大脳基底核を含む運動制御システムの機能障害であるとされていますが、詳細な原因は解明されていません。痙攣性発声障害は内転型、外転型及び混合型に分類され、国内の疫学調査では、内転型が93.2%を占めています。

内転型では、発声時に声帯が内転することで発声中の呼気流が遮断され、声のつまり、途切れ、努力性発声等をきたします。一方、外転型は、発声時に声帯が外転することで声門が開大し、息漏れ声、失声を呈します。

混合型では、内転型と外転型の両方の症状を併せもっていることが特徴です。痙攣性発声障害の患者さんは、仕事や日常生活において会話が円滑に行えないことから、電話に出ることができない、仕事を辞めざるを得ない、人との接触を避けるようになる、うつや引きこもりにつながるといった就業や社会生活を送る上で、大きな問題を抱えているといわれています。
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