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武田薬品、新契約締結

武田薬品工業株式会社(以下、武田薬品)が2016年に設立されたMaverick Therapeutics Inc.(以下、Marverick社)とMarverick社のT細胞誘導療法の技術開発のための契約を結んだ。T細胞のがん細胞に対する発見能力あるいは攻撃能力の有効性を向上させるために開発された。

T細胞?

T細胞は、ウイルスやがん細胞といった体内の異物を認識し、攻撃をし、殺傷する働きを持っている細胞とされている。

武田薬品のRowlands氏

また、武田薬品のOncology Therapeutic Area UnitのInterim HeadであるPhil Rowlands氏は、「当社は、Maverick社独自の小さくかつカスタマイズ可能なT細胞誘導抗体を開発するポテンシャルに大いに期待しています。がんを根治するという当社の願いを実現するうえで、このような提携は不可欠です。

Maverick社との提携は、がん患者さんに革新的な、ターゲットを絞った治療薬をお届けするという当社の目標達成をサポートする画期的なバイオ医薬品基盤技術の強化につながるものと考えています」とGuenot氏と同じく、期待していると発表している。

Marverick社のGuenot氏

Maverick社の共同創立者であるJeanmarie Guenotは、「本提携により、以前は治療困難であったがんに対する腫瘍微小環境におけるT細胞誘導技術へ当社の取り組みを確実なものとすることができるものと考えます。

さらに重要な点として、当社と武田薬品の強固な提携が、臨床への応用およびがん免疫療法におけるアンメットニーズへの対応を加速させるものになる」と期待を口にした。(斉藤)
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