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田辺三菱がステリックを買収

田辺三菱製薬株式会社が、株式会社ステリック再生医科学研究所を買収したことを発表しました。

田辺三菱による買収に先立って、ステリック社は、「腸疾患関連事業」と「その他事業」の分割を予定しており、この買収は、この分割後の腸疾患関連事業会社としてのステリック社を対象としています。

RNA製剤を保有するステリック

ステリック社は腸疾患関連の開発パイプラインとして、STNM01(糖硫酸転移酵素15(CHST15)阻害siRNA、二本鎖RNA製剤)を保有しています。

STNM01は内視鏡下で粘膜下注射により投与される核酸医薬品で、既存治療で効果不十分な患者さんを対象に想定しています。潰瘍性大腸炎およびクローン病を適応症とした開発をドイツ(適応症:潰瘍性大腸炎)および日本(適応症:クローン病)で進めています。

田辺三菱の事業展開

田辺三菱は、持続的成長基盤の構築をめざして米国事業展開を進めており、中枢神経系疾患領域と自己免疫疾患領域を戦略領域として、米国における製品ラインアップを構築することを最重要経営課題のひとつとして取り組んでいます。

その成果として、中枢神経系疾患領域では、2017年8月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を適応症として「ラジカヴァ」(RADICAVA®、日本製品名:ラジカット®)を発売し、2017年10月にニューロダーム社買収により、パーキンソン病治療薬ND0612を初めとするパイプラインを獲得しました。買収により、自己免疫疾患領域にSTNM01が、将来の米国展開製品として、パイプラインの一つに加わります。
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