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大塚製薬の「レキサルティ」が発売

大塚製薬株式会社が、「レキサルティ®錠1mg、同錠2mg (一般名:ブレクスピプラゾール)」の日本における統合失調症薬として、薬価収載されたことを発表し、販売を開始しました。

ブレクスピプラゾールは大塚製薬の研究所で新規に創製された化合物で、ドパミンD2受容体およびセロトニン5HT1A受容体に強く結合してパーシャルアゴニストとして働き、セロトニン5HT2A受容体にはアンタゴニストとして働くSerotonin-Dopamine Activity Modulator(SDAM)と呼ばれる新しい作用機序があります。

国内外の臨床試験においてこの薬剤は、急性期統合失調症患者に対して有効であり、長期投与においても効果が維持されました。


また、服薬継続に影響を与える要因として考えられる足がむずむずする、身体がそわそわするといった症状のアカシジア、鎮静、体重増加等の有害事象の発現割合は低いことが確認されました。


確かな治療効果と高い忍容性から、急性期・維持期を通して統合失調症の薬物治療における第一選択薬の一つになり得ると考えられます。
統合失調症は、考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患で、幻覚、妄想、思考障害、感情の平板化、意欲の欠如等の症状が現れ、結果として社会生活や就業が困難となってしまいます。

思春期から40歳くらいまでに発病し、長期にわたる治療が必要になることがあります。しかし、病識の欠如や、アカシジア、鎮静、体重増加等の副作用により服薬の継続が困難となり再発につながります。そのため、より安全性や忍容性の高い薬剤が求められていますした。

疾患の原因が未解明であり、創薬の研究開発が困難とされる中枢神経領域は、大塚製薬の最重点の研究テーマです。

独自の創薬によって生み出され2002年に発売した「エビリファイ」は、精神疾患の治療に重要な"副作用が少なく飲み続けられる薬"と評価され、世界60カ国・地域以上で処方されています。
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