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脳卒中を始め、交通事故等による脊椎または脳の損傷などで起こる上肢麻痺。
そのリハビリテーションを目的とした「上肢用ロボット型運動訓練装置ReoGo®-J」が、11月7日に帝人ファーマ(株)から上市される。

●3次元の動きで上肢訓練が可能●

「ReoGo®-J」はイスラエルのベンチャー企業が開発した「ReoGo®」を、帝人ファーマが日本向けに改良して作製。3次元の動きで上肢訓練を行うことができる、まだ世界でも数が少ないリハビリロボットだ。

下の写真のように上肢をアームに載せ、モニターに表示される目標点に向けてアームを軌道に沿って動かすことにより、麻痺している上肢の関節癒着や拘縮(かたまって動きが悪くなること)の予防、関節可動域の改善などを図る。
使用イメージ

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モニターに示される様々なアームの動き

モニターに示される様々なアームの動き

アームには、放射状や円状など軌道の異なる17種類の動きが備わっており、介助度の異なる5種類のモード、そして負荷や速度を組み合わせて設定が可能。加えてアームの動きを3次元で設定できるため、療法士によるリハビリと同じように、患者の麻痺状態に合わせた適切なリハビリが実現するという。


●自分の意志で動かし、脳と上肢の機能を回復●

また、近年の脳研究において“麻痺した腕を自分の意志で動かすと、上肢機能を司る脳の部位への刺激が増し、脳機能回復の促進および上肢の運動機能改善に繋がる”とされているのを受け、患者自らの意志でアームを動かす設定も装備。同様の改善効果が期待できるだけでなく、療法士が患者の身体を支えてリハビリを行うかわりに「ReoGo®-J」を使うことで、療法士の身体的負担軽減が可能になるとしている。

帝人ファーマは販売およびリースにより、今後3年間で300台、10年間で3000台(いずれも累計値)の達成を目指す計画だという。

引用・参照

http://www.teijin-pharma.co.jp/information/2016/20161104.html
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