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第一三共株式会社が、抗悪性腫瘍剤/FLT3阻害剤「ヴァンフリタ®錠 17.7mg・26.5mg」(一般名:キザルチニブ塩酸塩)の販売を開始したことを発表しました。

ヴァンフリタは、FLT3-ITD変異を有する再発または難治性の急性骨髄性白血病(AML)患者を対象としたグローバル第3相臨床試験(QuANTUM-R試験、欧米およびアジア(日本を除く)で実施)および国内第2相臨床試験の結果に基づいて、2019年6月に「再発又は難治性のFLT3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病」を適応として、国内製造販売承認を取得していました。

----製品概要----
販売名:ヴァンフリタ®錠 17.7mg・26.5mg
一般名(JAN):キザルチニブ塩酸塩
効能・効果:再発又は難治性のFLT3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病
用法・用量:通常、成人にはキザルチニブとして1日1回26.5mgを2週間経口投与し、それ以降は1日1回53mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
薬価:ヴァンフリタ®錠 17.7mg : 1錠 20,059.60 円、ヴァンフリタ®錠 26.5mg : 1錠 27,074.40 円
製造販売承認日:2019年6月18日
薬価基準収載日:2019年9月4日
発売日:2019年10月10日

FLT3-ITD変異を有する急性骨髄性白血病(AML)について

AMLは、骨髄における白血病細胞の異常な増殖の結果、正常な血液細胞の産生が著しく阻害され、治療をしなければ、短期間で致死的になる予後不良な血液疾患です。

成人で最も発症頻度が高い急性白血病であり、国内の新規患者は約5,500人/年と報告されています。

FLT3-ITD変異は、AMLにおいて比較的頻度の高い遺伝子変異であり、AML患者の約25%に認められると考えられています。

FLT3-ITD変異を有するAML患者は、変異のない患者と比べ、再発率が高く生存期間が短いと考えられています。
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