NEWS

メドケア株式会社が、フジクラ健康保険組合にApple Watchを活用し、MEDICALLY(健康経営を目指す企業および健康保険組合向けコラボヘルスの統合ソリューション)にて遠隔診療・遠隔食事指導プログラムを行うと発表した。

今回、フジクラ健康保険組合の協力の下、メドケアのアルゴリズムで抽出した対象組合員にApple Watchを配布し、メドケアの「MEDICALLY」を通じて遠隔診療および生活指導を実施後、プレゼンティズム(病欠)改善効果を評価する。

遠隔診療とApple Watchを用いてプレゼンティズム改善効果を測定する試みは、2017年8月時点でメドケア社は、世界初の取り組みとしている。

MEDICALLY

メドケアの「MEDICALLY」は、データヘルス計画における<疾病の重症化予防>を担う生活習慣病に特化した遠隔診療サービスとなっている。

自社開発のソフトウェアでレセプト及び検診データを分析して抽出した糖尿病・ 高血圧症・脂質異常症・高尿酸血症などの生活習慣病患者を対象に、遠隔診療を行うインフラと遠隔生活指導を組み合わせた重症化予防プログラムを提供しています。 具体的には、ICT(スマートフォン、タブレット等)と IoT(AppleWatch等のウェアラブルデバイス)を用いて、早期の意識変容及び行動変容を促し、遠隔診療・遠隔生活指導を適切に行うことで重症化を予防する。

対象者は、遠隔診療サービスにより利便性の高いサービス提供を受けられるメリットがあり、健康保険組合においては重症化予防に伴う中長期的な医療費削減効果を期待できる。


東京大学政策ビジョン研究センター健康経営研究ユニットの研究資料によれば、健康経営とは、従業員の健康を重要な経営指標と捉え、健康増進に積極的に取り組む企業経営を指す。

従業員の健康状態を評価する指標は、単に医療費の大小で評価するのではなく、アブセンティーズム(病欠)やプレゼンティーズム(何らかの健康問題によって業務効率が落ちている状況)が重要視されるようになってきていて、これらによる労働生産性の低下が、企業におけるコストとして考えられる。

特に、プレゼンティーズムは、労働関連指標で評価しづらい一方で、生産性におけるコストの大半を占めるとされる研究が多数報告されている。従って、健康経営においては予防医療に加えて、プレゼンティーズムの評価と改善が重要と考えられる。そのため今回のプログラムが発足したという。
4 件