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ソレイジア・ファーマ株式会社とエディットフォース株式会社が、エディットフォースの有するDNA/RNA編集技術を基に、主にがん領域での医薬品の研究・開発を目的として共同研究開発契約を締結したことを発表しました。


両社は、主として、がん領域の中からRNA編集をベースとした複数プロジェクト(対象疾患×標的遺伝子配列×作用機序)を策定し、今回のプロジェクトにおけるPPR(pentatricopeptide repeat)タンパク質プラットフォーム技術を用いた医薬品開発を推進していくことになります。


エディットフォースはソレイジアに対して、基盤技術の知的財産権への非独占的な実施権、並びに該当するプロジェクトの独占使用に関するオプション権を付与し、ソレイジアはエディットフォースに対して、契約一時金と各プロジェクトの開発の進捗に対するマイルストンを支払います。なお、ソレイジアのオプション権は、該当するプロジェクトにおいて将来の臨床開発を目指した非臨床試験に進める開発候補品が見出された段階での行使が予定されます。


ソレイジアは、主としてがん領域のアンメット・メディカルニーズに応えるため、医薬品の開発事業化を推進するスペシャリティー・ファーマであり、すでに複数の医薬品を上市し、その臨床開発力には定評があります。一方エディットフォースは世界にも類のない独自のDNA/RNA編集技術(PPRタンパク質プラットフォーム技術)を有するベンチャー企業であり、製薬企業などとの連携を通して、その技術の医薬品開発分野における応用に向けて研究開発を推進します。


今回、両社は、それぞれの有する知見に基づき、特定のプロジェクト(対象疾患、標的遺伝子配列、並びに作用機序)の研究・開発において、早期の研究開発から臨床開発に至るまでを共同で立案、実施することで、両社にとって創薬パイプライン充実及び研究開発プロセスを効率的に進めることに合意しました。

ソレイジア・ファーマ株式会社について

ソレイジアは、東京都港区に本社を置く、医療用医薬品等の開発及び販売を行う製薬企業で、2017年に東京証券取引所に株式上場しました。

“Better Medicine for a Brighter Tomorrow”をミッションとし、アジア中心として癌領域に特化したスペシャリティ・ファーマです。

エディットフォース株式会社について

エディットフォースは、九州大学発のベンチャー企業で独自のDNA/RNA編集技術であるPPRタンパク質プラットフォーム技術を有します。「New Tools Lead To a New World」をビジョンに掲げ、新規のDNA/RNA操作ツールを提供することを通じて、PPR技術を医療、産業、農業などの分野を含む広範囲なバイオ産業に貢献することを目標としています。

PPR(pentatricopeptide repeat)タンパク質プラットフォーム技術について

PPRは植物で発見された、RNA及びDNAに配列特異的に結合することで遺伝子の発現制御を行うタンパク質です。ヒトや酵母にも存在しており、同様の機能を有しています。

エディットフォース取締役の中村崇裕准教授、八木祐介博士らはこのPPRに注目し、配列特異性を決定するメカニズムを明らかにし、標的とするDNAまたはRNA配列に結合するタンパク質を作成する技術を確立しました。

さらに、酵素タンパク質と融合することで、細胞内外問わず、標的ゲノムやRNAを自在に操作、改変することが可能とされています。
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