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ゼリア新薬工業株式会社が、鉄欠乏性貧血治療剤「フェインジェクト®静注500mg」(一般名:カルボキシマルトース第二鉄)を、9月1日に発売することを発表しました。

フェインジェクトは、Vifor Pharma 社(本社:St. Gallen, Switzerland)によって開発されたデキストラン非含有静注鉄剤のリーディング製品で、これまでに世界83ヵ国で鉄欠乏性貧血または鉄欠乏症を適応症として承認されています。

日本では、2018年4月から1年間に鉄欠乏性貧血と診断された患者数は約490万人と推計されており、産婦人科、消化器科、循環器科、腎臓内科などの診療科において約220 万人が鉄製剤(経口・静注製剤)の処方・治療を受けています1。一方、我が国の鉄製剤市場で販売されている注射剤は現在1剤のみで、治療選択肢が限られた状況となっています。

国内で実施された過多月経を伴う鉄欠乏性貧血患者を対象とした第III 相臨床試験2において、フェインジェクト500mgを週 1 回、2~3週間投与した結果、対照薬の含糖酸化鉄との非劣性が検証されました。また、安全性(有害事象及び副作用の発現状況)については、フェインジェクトは含糖酸化鉄群と比べて問題となるような違いは認められていません。
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