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弘前大学×エムティーアイ!

 国立大学法人弘前大学と株式会社エムティーアイは、不妊領域における共同研究を開始することを発表しました。弘前大学産科婦人科学講座の横山良仁教授らのグループと、エムティーアイが運営する女性のための健康情報サービス『ルナルナ』が共同で行う形となる。

 この研究では、妊娠を希望している女性の基礎体温や月経状況、生活習慣のデータを収集し分析することで、妊娠支援のための情報提供や、必要に応じて医療機関受診を促すアプリケーションの開発を計画しています。
 今回はじまる研究の第一弾として不妊と生活習慣に関するアンケート調査の実施にあたり、スマートフォン向けサービス『ルナルナ』の利用ステージが妊娠希望の利用者を対象に、9月7日(金)からアンケートがはじまりました。

晩婚化やそれにともなう挙児希望年齢の上昇

 近年、女性の晩婚化や挙児希望年齢(子どもを望むようになる年齢)の高齢化によって、不妊症に悩む夫婦は増加し(2015年第15回出生動向基本調査)ており、弘前大学産科婦人科学講座によると、健康な夫婦の約1割以上が不妊に悩んでいることになります。

 不妊症に悩む夫婦が増加している一因として、挙児希望年齢の高齢化が挙げられています。女性の加齢と妊孕能(にんようのう:妊娠する力。受精率、受胎能力、繁殖力と同意)についての正しい知識が必要と考えられています。

妊孕性のピークは20~24歳で、以降低下し38歳前後からは急激に下がるとされますが、この事実を知らない夫婦が時期を逸した結果として妊娠・出産が叶わなかったり、多大な労力を要する体外受精・胚移植、顕微授精、凍結胚・融解移植といった生殖補助医療を必要とするケースが少なくありません。

 そこで今回、より多くの夫婦の挙児希望を実現するため、弘前大学産科婦人科学講座の横山良仁教授らのグループと、『ルナルナ』に記録されている女性のバイタルデータを本人の合意を得て、活用する共同研究が開始されます。
<研究の目的>
・医師監修のもと、精度の高い「自己タイミング療法」を指導できるアプリケーション(妊活アプリ)の開発
・アプリケーションを介した妊娠支援の情報提供や、必要に応じて専門的医療機関への受診促進などによる、より多くの夫婦の挙児希望の実現
・容易に導入できる妊娠補助システムによって将来不妊治療の介入が必要なケースの早期検出
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