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島津製作所、シンガポールにイノベーションセンター設置

島津製作所は、シンガポールの子会社 SHIMADZU (ASIA PACIFIC) PTE LTD.(SAP)に、最先端の現地顧客との共同研究・共同開発を統括するイノベーションセンターを設置し、稼働を開始したことを発表しました。



シンガポールのイノベーションセンターには従業員7人が所属し、アジアおよびオセアニア地域の大学や研究機関などから収集した社外の有望な研究成果や結果をもとに、共同研究・共同開発を推進して製品化に繋げる役割を担うとされます。

核となる外部の要素技術に合わせて本社の技術者やマーケティング担当者などを交えたプロジェクトチームを作り、製品化を前提とする周辺設計や用途開拓も早い段階から共同で進めます。

島津製作所は、現地で試作機を開発した後、日本の本社に技術を移して評価や検証などを進め、最終的に製品化を行う方針です。こうして、“死の谷”とも呼ばれる製品化までの様々な障壁や課題を解決するとされています。



現在は、河川や湖などに含まれるリンや窒素を高感度に検出する環境センサの開発にシンガポール国立大学環境研究所と共同で取り組んでおり、2020年内の製品化を目指しているとしています。シンガポールのイノベーションセンターで扱うテーマは、今後、増やしていくことを計画しています。

世界に展開されるイノベーションセンター

島津製作所は、先進的な技術を有する大学や研究機関、企業と積極的に共同研究や共同開発を進めてい。

島津製作所は、主力の分析計測事業については、国内よりも海外での売上高が大きく、現地のニーズに応える製品や応用システムを素早く開発するという方針のもと、2015年には、米国メリーランド州の子会社 SHIMADZU SCIENTIFIC INSTRUMENTS, INC.に、20人規模のイノベーションセンターを設置し、米国の先端研究者との共同研究や研究成果の製品化を進めています。


さらに同年に、中国北京の子会社である島津企業管理(中国)有限公司に質量分析センターを開設して、ハイエンドな質量分析システムの開発・整備を進めています。

2017年には、共同研究・共同開発を行う欧州の先進的な大学や研究機関をそれぞれイノベーションセンターと位置づけ、その統括本部をドイツ・デュイスブルクの子会社 SHIMADZU EUROPA GmbHに置きました。
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